まるで巨大な龍がうねうねと山を翔けるように、
紅葉の中を迫力満点に突き進む、苗場ドラゴンドラ。
高度がグンと上がった瞬間、木々の色が変わります。
1800年代初め、偶然生まれた赤い鯉を
村人は大事に育てて繁殖させました。
長い年月をかけて、より華やかに、鮮やかに。
岩首集落の背後には、天に昇る龍のように連なる棚田。
標高350メートルの山あいに、並んだ田んぼは460枚ほど。
江戸時代から続く、この美しい棚田を受け継いできました。
夜のまちの真ん中で
建物が生き物みたいに動き出す、瞬間。
息をのむ光のマジック、プロジェクションマッピング。
粟島の向こうに日が沈む瞬間。
朱色のキャンバスに
岩影、島影が、鮮やかに浮かび上がります。
片貝の花火が胸に迫るのは
花火が見事なだけでなく、あげる人ひとりひとりの
願いや思いが込められているから
数えきれないほどのLEDの星々のきらめきを
空から見下ろした瞬間。
広がる光の世界。
海風が吹くワインぶどうの畑。
今年も収穫の時を迎えました。
特に暑かった夏。どんなワインになるのでしょうか。
今日も新潟港に船が入ります。
世界に開かれてから150年。
来年、記念の年を迎える、美しい港です。
大漁旗は、汐風をはらみ、誇らしげに はためきます。
昭和27年から続く、出雲崎船まつり。
大漁祈願と海上安全、そして町民の団結を祈り続けています。
光、水、風…。
かつて
作家たちは、自然と人間との融合を高らかに謳います。
世界に誇る長岡まつり大花火大会
長岡の花火が美しいのは
平和と復興を願う市民の花火だから
花火シーズンの到来を告げる、ぎおん柏崎まつり。
柏崎の花火と言えば、水中スターマイン。
海に花火を打ちこみ、水面で花を咲かせます。
佐渡小木海岸は、冒険心をくすぐる海。
ボートが狭い岩場を抜けた瞬間。
海の色が変わります。
木地、彫刻、金具、塗り、蒔絵、箔押し。
匠の技が集結した瞬間。
荘厳な輝きを放つ、新潟・白根仏壇が仕上がります。
尾瀬国立公園にある日本最大級の滝「三条の滝」。
特に初夏は、尾瀬の雪解け水が集まって水量豊富。
一気に落ちて、砕け散る。堂々たる滝の姿。
北方文化博物館、清水園。
志の高い仕事ぶりが心に響きます。
天才庭師は壁ひとつにも妥協はありませんでした。
生まれ変わった上越市立水族博物館「うみがたり」。
夕映えで日本海と大水槽がつながる瞬間。
海と人をつなぐ、新しい物語の始まりです。
燕の地で、江戸時代から伝え継がれた技、鎚起銅器
叩いて起こし、叩いて絞り、叩いて整える。
長年の修行で培った勘一つで美しい地肌を生みだします。
6月初めの5日間。凧一色に染まる白根。
中之口川を挟んで、力の限り凧を引きあいます。
相手の綱を切った方が勝ち。300枚の大凧が空を舞います。
海と空が溶け合う所にぽっかりと浮かぶ“粟島”
見渡す限りの大自然に囲まれ、
春から夏にかけては、鯛漁が最盛期を迎えます。
奥只見の春は、里よりも一足遅れてやってきます。
目の前に広がる新緑と残雪の広大な景色。
奥只見湖遊覧船で山の春を感じる旅へ
魚沼市にある名刹・西福寺。
幕末の彫刻家・石川雲蝶の作品が残る。
大胆にして繊細な作品の生み出す迫力に息を?む。
言い伝えから生まれた「つがわ狐の嫁入り行列」
美しい狐の花嫁に変身し、夜の街道を練り歩く。
大勢の祝い客に見守られる中、2人は深い契りを結びます。
胎内市の砂丘地は全国有数のチューリップ産地。
色鮮やかなチューリップが、まるで絨毯のように
広大な砂丘地一面に広がります。
絢爛豪華な十日町友禅。
一色ずつ少しずつ、白生地が花模様に染まる。
雪国に咲く花模様は、着る人の大切な日を飾ります。
優美な姿から「貴婦人」とも呼ばれるC57型蒸気機関車
鉄道のまち、にいつを出発し、
懐かしい風景へタイムスリップします。
日本三大夜桜の一つ、高田公園の桜。
三重櫓とともに、約4千本の桜が照らし出され、
人々は春の宵を満喫する。
雪解けの頃、一斉に花を咲かせる水芭蕉。
花言葉は「変わらぬ美しさ」
可憐に咲き誇る白い苞(ほう)が、
春の訪れを感じさせます。
スノーシューを履いて、白銀の美人林へ。
冬の静かな森の中では動物の足跡を発見。
空に向かって真っすぐに伸びる美人林が、
枝に雪の花を咲かせて輝いています。